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MaGaRi 006

神奈川・横浜を愛するクリエイターの皆さんへ。

横浜市西区/クリエイティブデザインセンターオープンシェアオフィス

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募集終了

この物件の募集は終了しました!次回募集をお楽しみに!

横浜にデザインセンター、誕生です。

2010年10月。横浜のデザイン・クリエイティブシーンを牽引するだろうシェアオフィスが誕生しました!
しかも、JR横浜駅から徒歩3分の好立地。

名を、『クリエイティブデザインセンター(以下、CDC)オープンシェアオフィス』と言います。

このCDCが入居するビルもハマの街らしい外観。
オフィスに足を踏み入れる前から期待感が高まります。

2階にあがり、フロアの入り口にあるCDCのロゴに吸い寄せられ、
一歩オフィス内に入ると、思わず「ワァ」と声を漏らしてしまいました。

木の床が視界いっぱいに広がり、清潔な白い壁が目に飛び込んできました。
これは、、、働きたくなる方、多いはずです。

『横浜をクリエイティブな活動で盛り上げたい』

今回、取材に対応いただいたのは、CDCを運営するセルディビジョン代表の岩谷さん。

お会いしてまずお伺いしたのは、セルディビジョンはブランディングやグラフィックデザインの会社であるのに、なぜCDC・オープンシェアオフィスの運営を始めたのか、でした。

「キッカケは先日の市の某事業。市をあげての大きな祭典なのに、自分たちに声が掛からなかった。しかも行ってみると、自分たちが関われればもっと良く出来たのにと感じるところがあり、とても悔しく思いました。」

その経験から、市をあげた事業の時には相談してもらえる存在になりたいと思ったこと、また、今の横浜のデザイナーやクリエイ ターはそれぞれバラバラに活動しており、一体感やつながりを担う存在が必要と問題意識を持っていたことが、このCDCをつくる契機となったと、岩谷さんは 話してくれました。

生まれも育ちも横浜の岩谷さん。
お話を伺い、横浜をクリエイティブな活動から盛り上げたいという強い思いが伝わってきました。

さらに「オープンシェアオフィス」と聞き慣れないシェアオフィスの名称ですが、これについても伺いました。

「目指すところは、現代のトキワ荘(※)です。」と岩谷さん。
何でも、この場所でクリエイターが情報交換や刺激を与え 合い、人材を輩出することを目標としており、それを実現しやすいオフィスの形状にしたそう。多くのシェアオフィスの様な、目隠しや区切りの役割を果たす ブース型のシェアオフィスでなく、互いに顔が見え交流でき、暖かい雰囲気が生まれる様オープンなシェアオフィスをつくることを目指した、とのことです。

たしかに、オープンシェアオフィスの様にブースがなければ、お互いの交流が気軽に出来そうですし、一体感や仲間意識が生まれそうです。

  • ※トキワ荘は、漫画家を志す若者たちが全国から集まり、寝食を共にした場所。石森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄、寺田ヒロオなどを輩出し、現代では伝説的に語り継がれている。

デザインやクリエイティブの地産地消

いま、横浜に在住するクリエイターの多くは東京に関わる仕事を中心に行っており、一方、東京に拠点を持つクリエイターが神奈川に関わる仕事を行うことも多い。

もし神奈川・横浜に強い思い入れがあり、能力の面でも十分なクリエイターが、地元の仕事により多く携わることが出来たら、それはデザインやクリエイティブ活動の『地産地消』になります。
クリエイティブ活動の地産地消が地域で広がったら、どんな効果が生まれるのでしょう?
例えば、地域への思い入れがある分、成果のクリエイティビティが高まるかもしれない。経験が高まる分、地域人材の成長は進みそうだし、地元の共感が募れば、次々と連鎖的な活動が生まれるかもしれません。

クリエイティブ活動の地産地消が波及して、神奈川・横浜が盛り上がっていく。そんな状況がCDCから生まれること、遠い日ではないでしょう。
さて、そんなCDCオープンシェアオフィスですが、現在入居者を募集しています。
11月から始まったCDCなので、いま入居すれば初代メンバーと言えるかもしれませんね。神奈川・横浜のクリエイティブ活動を盛り上げる新局面を目撃し、自らもその渦中に居合わせたい方、ご連絡お待ちしています。

入居者として、現時点ではコピーライター、カメラマン、イラストレーターなどの入居が決まっているようです。また、JAGDA神奈川ミーティングオフィスの利用が決まっているとのことですから、ますます横浜のデザインセンターとして目が離せませんね。
(テキスト 今村)

所在地 横浜市西区高島2-11-2スカイメナー 2F CDC 最寄り駅 横浜駅 徒歩3分
利用料 31,500 円(税込)/月(1ブースあたり)、共益費 5,250円(税込)/月(1人あたり)
※電気代、水道代、無線LAN使用料、ミーティングスペース使用料
初期費用 68,250円(礼金1、賃料1、共益費1、契約時に納めて頂きます)
利用可能時間 24時間365日 利用可能
設備一覧 ブース/ミーティングスペース(予約制)/無線LAN/カラー複合機あり(印刷費用別途)/荷物保管用棚あり/作業場あり/郵便物荷受可能/冷蔵庫あり/トイレあり(2カ所)
備考 面接と作品審査あり(クリエイティブ能力、コミュニケーション能力や社会性、支払い能力の審査)
/鍵の貸与あり/オプションで棚の追加、ライトのレンタルあり(別料金)/施設内禁煙/CDC事務局の運営時間は10時~19時、土日・定期休 暇あり(施設は利用可能)/住居利用不可
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    エントランスにあるCDCのロゴが目をひきます。

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    CDC オープンシェアオフィスの中の様子

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    CDC の一角にあるセルディビジョンのオフィス

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    会議スペース。差し込む光と木の床が気持ちいい。

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    CDCの面す通り。1階にはコンビニがあります。

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    右側のビルがCDC の入居するビル。

IMAMURA

今村 ひろゆき

HIROYUKI IMAMURA / まちづくり会社ドラマチック代表。「活かす、繋ぐ、しかもドラマチックに」をテーマにまちづくりや商業施設の企画運営を行う。82年千葉県松戸市生まれ。3から7歳までトルコ在住。学生時代はバックパッカーで約100日10カ国を周遊。まちの未利用空間やコミュニティの不足、時代に合わない働き方、地方の衰退などに問題意識を持ち、2010年MaGaRiをスタート。クリエイター向けアトリエ・オフィス・ショップの拠点開発・不動産再生・PRを行い、拠点の立地する街の資産に注目したイベントやプロジェクトを展開。一連の活動を通じ地域を耕し、街にユニークな人材や活動が根づく土壌をつくっていきます。

http://www.drmt.info/