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MaGaRi 014

伝説へ向かい、ラストスパート

co-lab三番町/千代田区三番町

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募集終了

この物件の募集は終了しました!次回募集をお楽しみに!

クリエイターのシェアオフィスの代名詞となった “co-lab”。

クリエイターのシェアオフィスと言ったら、“co-lab(コーラボ)”
その地位を築いたのが、2005年からはじまったco-lab三番町でしょう。

数年前、私が初めて訪れたときは、コンクリートが荒々しくむき出し、独特のゆるい空気が流れていて、
「これがクリエイターのシェアオフィスなのか」と驚き、憧れさえも感じました。

このco-lab三番町、入居者もOBもいまを活躍する方々が多く輩出されていることで有名です。
OBは、例えばメディア系の、Tokyo Art Beatgreenz、建築系の中村竜治さん、メディアアーティストで「KAGE」の作品等で知られるminim++ (ミニムプラプラ、現在プラプラックス)など。

いまだって、メディアアーティストのクワクボリョウタさんや、建築で活躍中のpointの長岡勉さんと田中正洋さんや、co-labの運営をする春蒔プロジェクトの田中陽明さんだっています。

そんなたくさんのクリエイターが関わり続けて来たco-lab三番町ですが、2011年末で定期借地契約の終了により役割を終えることとなったそうです。

本当に残念!そう思う人たちも多いはず。(私もそう!)

だけど、年末まであと数ヶ月ある。

「それなら、最後の最後まで思う存分使い倒そうじゃないか!」
「いつか入ってみたいと思っていたのを、いま叶えよう!」
「co-lab三番町のエンディングを飾る為に、今まで三番町に関わった人たちを巻き込み、
エンディングイベントをしよう!」

そんな方、いませんか?co-lab三番町は2011年末までシェアオフィスを利用する方を募集しています。

長岡さん、co-labってどうですか?

さて、co-lab三番町ですが実際にオフィスとして使うとなると、
「co-lab三番町に入居するのって本当に良いのか?どんな生活が待っているのか?」など気になる人も多いはず。
そのあたりを、co-lab三番町の開始当初から入居しており、いまではco-labの名物司会?宴会部長?のpointの長岡勉さんに伺ってきました。

–MaGaRi: co-lab三番町ってどうですか?

長岡さん:
co-labの持つ「しなやかな仕組み」が気に入っています。
co-labは自分の作業や仕事を活動のベースしていても、同じオフィス内にクリエイターがいるので、日常的にやりとりをすることになります。

井戸端会議的に雑談をする人、仕事のことで相談する人など、色々なチャンネルで話せる人がいるのも面白い。
それで刺激をうけたり、仕事の上でのコラボも生まれています。

例えば、ぼくの場合、田中裕之建築設計事務所の田中裕之さんには
「田中くん、どう思う?」って設計をみてもらったり、
わざわざ声をかけなくても、気になっているからお互いのブースへ見に行って好き勝手意見を言い合ったりしています。

これも、一つのシェアオフィスの中にいるから、カジュアルに言い合うことができるのだと思ってます。

あと、入居者同士の飲み会や自分たちの活動を紹介するプレゼン会もあり、
それも入居者を横でつなげてくれています。

–MaGaRi:  co-lab三番町の中で気になっていたOBや気になっている入居者はいますか?

長岡さん:
まずOBですが、福津 宣人さん。パターンをテーマにした絵画を描くアーティストで、
一緒によく仕事をしていました。
空間、場所をつくるアイデアが柔軟でよく提案してくれるのでアイデアを交換でき、コンセプトの段階からガッツリ組んで仕事ができました。

今の入居者では、先ほどの田中裕之さんと、
あとはグラフィックやWEBのデザインをしているmabatakiの木村彩人くん。

木村くんは柔軟な考え方だし、ポジティブですごく面白い。彼とは雑談するのが好きです。
co-labで知り合って、実はいま彼と僕の奥さんと大森の運河の側でシェアして住んでいます。

–MaGaRi: すごい!仕事仲間も、相談相手も、シェアメイトもco-lab内で見つかっているんですね!

長岡さん:
そうなんです。

–MaGaRi: では、建築家の長岡さんだから伺いたいのですが、空間的にはco-lab三番町はどうですか?

長岡さん:
「長屋」的ですね。各ブース、会議室、共用部が壁で区切られていないので、オープンで“つながっている印象”が強いんです。
だから、お互いブースや部屋に気軽に出入りできたり、コミュニケーションがとりやすいと思います。

一方、人によっては仕切られていないから音が筒抜けだから、音やプライバシーなどストレスになることがあるかもしれません。
でも、それぞれのフロアごとにローカルルール、調整が生まれていて、均衡が生まれているみたいです。僕はうるさくて、みんなによく怒られたんですけどね(笑)

あとは、共用部が大きく面積がとれているので、空間にゆとりがあるし、コミュニケーションがとりやすいですよ。

三番町の場合、1〜3人程度の規模の会社や個人で入居している人たちが多くて、それがよりアットホームで長屋的な印象を強めているように思います。

–MaGaRi: 長岡さん、ありがとうございました!

クリエイターを集積することで独自のシェアオフィスとなり、素晴らしい出会いやチャンスを生んで来たco-lab三番町。2011年末をもって“終了”することが決まり、後世語られる伝説のクリエイティブスポット“co-lab三番町”へラストスパートをかけている今、co-labでシェアオフィスライフを送ってみませんか!?

所在地 東京都千代田区三番町28-7
・東京メトロ半蔵門線 [半蔵門駅] [九段下駅] 徒歩8分
・東京メトロ東西線 [九段下駅] 徒歩8分
・都営新宿線 [市ヶ谷駅] 徒歩8分
・JR [市ヶ谷駅] 徒歩10分
利用料 49,000 円/月(税別、ブースタイプ)
初期費用 2ヶ月分(敷金保証金1ヶ月、礼金1ヶ月)
規模構造 RC造 地上7階、地下1階(うち1F、5F〜7Fがco-lab)
設備 ブース、エレベーター、エアコン、トイレ、インターネット、IPフォン、共有FAX・プリンター(各階にカラー・モノクロ対応A3複合機を設置)(※インターネット、IPフォン、共有FAX・プリンターは別途費用) 工房あり、建築インテリア等のカタログやサンプル大量にあり、ミーティングスペースあり、ラウンジスペースあり 等
備考 2011年12月末までの一括契約、途中解約不可、2012年以降の契約更新はできません、・ネット等月額基本料 一人利用の場合3,500円(ITカード発行、インターネット利用料、FAX送受信料含む。一名追加 +2,000円)・プリンター使用料 従量制 カラー30円/枚、モノクロ5円/枚 等
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    6F共用作業スペース。カタログ・サンプルも充実です。

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    左右にならぶのが、ブースです。

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    ブースの様子。

  • co-lab_in2

    ラウンジスペース、雑談や打ち合わせにどうぞ。

  • co-lab_mtg

    ミーティングスペース。

  • co-lab_kobou

    1F工房。サンプルや原寸でプロトタイプつくりたい時などどうぞ

  • co-lab_nagaoka

    co-labの名物司会のpoint長岡さん