まちをオフィスにしよう。

四谷駅より徒歩2分。
日当たりがよく、気持ちのよいワークスペースやベランダや会議室もある
モバフ四谷麹町（以下、モバフ）。

“内装に高級感があるので、お客との打ち合わせをここで行ったらお客さんからの信頼は高まりそう”と、空間の印象だけで、このシェアオフィスを判断するのは少し早いです。

ここは、モバフ。

モバイルとオフィスを組み合わせてつくられた名前「モバフ」があるように、オフィスをモバイル化するトータルサービスがここの魅力でしょう。

moboffという思想

「街全体をオフィスにしたいんです。いまの時代ならそれができると思います。」
熱くお話いただいたのは、ソリッドコンサルティング　取締役の西畑さん。

ソリッドコンサルティングはワークプレイスのコンサルティング会社であり、
モバフというシェアオフィスサービスを提供しています。

モバフが特徴的なのは、冒頭の西畑さんのコメント。
「街をオフィスにする」という夢があること。
つまり、街のどこにおいてもノマド的に仕事が出来る様にすることを目指しているのです。

その実現のためにモバフが提供しているのはシェアオフィスという“場”だけではないんです。
モバフが提供しているのは、リアル／クラウド／コミュニティの３つのサービス。

「この３つをシェアすることができれば、コストが下がるし、仕事の効率はグンとよくなります。」と西畑さん。

リアル／クラウド／コミュニティという３つのサービス

では、今回ご紹介する「モバフ四谷麹町」を例にとって、モバフの提供するリアル／クラウド／コミュニティの各サービスをみていきましょう。

まずは「リアル」なオフィススペースが１つ目のサービス。
モバフ四谷麹町はホテルの様な高級感をところどころに感じる内装です。

施設内には打ち合わせやパソコン作業もしやすそうなフリーアドレスの席や個室スペース、日がよくあたるベランダや、予約で利用できる会議室など気分やシーンにより使い分けできそうな様々なスペースが用意されています。

設計はヤマコヤやDIESEL DENIM AOYAMAのインスタレーション「Labyrinth of Woods」などを手がけ、若手で大活躍中のpoint長岡勉さん。

ベランダには天井からブランコが吊り下げられていたり、長岡さんが自ら描いたという絵が施設内には飾られていたりと遊び心や気遣いが感じられます。

さらにコンシェルジュが常駐していて、入居者の様々な相談に乗ってくれるそう。私が伺ったときは優しそうな女性がお二人出迎えてくれました。

次にクラウド。
モバフではクラウドサービスやIP電話サービスを提供しており、会員の方はどなたでも利用が可能です。このクラウドサービスを利用すれば、マイクロソフトのオフィスなどの利用も可能。

さらに外出先から電話を介して、質問に答えるだけで日報などをつくってくれる人力型クラウドサービスmoboff CRMなど外出先でもネット・電話さえあればどこでもオフィスになるサービスが充実しています。

最後にコミュニティ。

モバフでは入居者の情報をWEBで閲覧可能だったり、勉強会や交流を促進する会が開催されています。
特にモバフ四谷麹町では、場所柄か、クリエイターの様な入居者というより、税理士や会計士の様な士業や外資企業の支社やアジアへ進出する企業のサポートを行う会社が入居しています。

以上３つを入居者がシェアできるサービスを提供するのが、モバフというわけです。

近頃、様々なクラウドサービス、オンラインストレージ、モバイル通信が発達していますが、それらとモバフを組み合わせることでますます場所にとらわれず働き易くなりそうですね。

さて、街全体をオフィスにしてあなたは何を実現させますか！？