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MaGaRi 036

“素敵が連鎖!?”ヨコハマ経済新聞のシェアオフィス

横浜市中区/さくらWORKS<関内>

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募集終了

この物件の募集は終了しました!次回募集をお楽しみに!

ヨコハマ経済新聞を知っていますか?

ヨコハマ経済新聞は、地域のビジネスやカルチャーニュースをWebで配信する
みんなの経済新聞ネットワーク」のひとつ。
今年で7周年を迎え、6,500本を超える記事を発信してきました。
「横浜の都心臨海部」である中・西区界隈のクリエイターや社会起業家の間では、「マスメディアよりヨコハマ経済新聞に掲載される方が嬉しい」なんて声も聞こえるほど、まちへの影響力やネットワークの強さは絶大です。

そんな、ヨコハマ経済新聞の運営などを行っているNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ(以下、ラボ)が、2011年4月より、新しくシェアオフィス 「さくらWORKS<関内>」を立ち上げました。

今回はその「さくらWORKS<関内>」のご紹介です。

多種多様な入居者25団体が集まる、さくらWORKS<関内>

さくらWORKS<関内>は、関内桜通りに面する築44年のビル一室をリノベーションしたシェアオフィス。内装デザインは、横浜でアートリノベーションを手がける似て非ワークス(nitehi works)が担当し、他では味わえない魅力的な空間となっています。

11月1日付で25の法人・任意団体・個人が利用しており、ラボのほか、Webクリエーター・システムエンジニア・デザイナー・ライターなどの入居者が目立ちます。このほか、「関内まちづくり振興会」など地域の団体が入居しているのも特徴で、多種多様な法人・個人が、ワーキングスペースとしてさくらWORKS<関内>を利用しています。

また、幅広い層を受け入れられるよう3種のプランが用意され、
利用料は月6,000円からとハードルの低い価格設定も魅力的です。

そんな、さくらWORKS<関内>を運営するラボ代表の杉浦裕樹さんと、さくらWORKS<関内>の管理を担当する齊藤真菜さんに、お話を伺いました。

ミッションは“人と人とのつながりをつくること”

ーーあらためて、横浜コミュニティデザインラボの活動を教えて下さい。

(杉浦さん)
NPOのミッションは、組織名称にある“コミュニティ・デザイン”の通り、
人と人とのつながり(コミュニティ)をつくること(デザイン)で横浜を元気に楽しくすることです。

僕らの活動は街にアンテナを張り、その中で見つけた素敵な人やモノ、コトを情報でつなぎ、
世の中に伝えていくことだと思っています。そして、その素敵な人やモノ、コトが多くの人に知られて、その人と素敵な人たちがさらにつながっていく。そうして、素敵が増え、広がっていく。

そんなことを思いながら、ヨコハマ経済新聞や港北経済新聞かなマグ.netなどの地域メディアを運営しています。

9回の引越しの末、立ち上げたのが“さくらWORKS<関内>”

ーー次にシェアオフィスをつくることになった経緯を教えてください。

(杉浦さん)
僕らね、旅するNPOなんですよ(笑)。2002年に事業を始めてから、9回事務所を引越しました。
はじめは、机1つ椅子3つで1.5万円のオフィスの間借りからスタートし、
北仲WHITEやZAIMなどにオフィスを構えました。

この物件との出会いも、関内で良いところがないか探していたら、アーツ・コミッション・ヨコハマ(ACY)の杉崎栄介さんからオーナーを紹介してもらって。僕たちだけじゃ広すぎるから、去年の秋あたりからシェアオフィス構想を立ち上げて周囲に声を掛け、今年4月にオープンしました。

商店会の方からクリエイターまで。利用者の幅の広さはここならでは。

ーーさくらWORKS<関内>には多種多様な団体が入居されていらっしゃいますが、注目の入居者さんはいらっしゃいますか?

(杉浦さん)
そうですね。例えば、「関内まちづくり振興会」という団体は、関内のお店やビルのオーナーなど商店街の方々の団体です。シェアオフィスを商店会の方々が利用していることなんてほかにはあまりないと思います。
 他には、「アカデミック・リソース・ガイド株式会社」。「Yahoo!知恵袋」などの人気コンテンツをプロデュースしてきた岡本真さんが代表で、インターネットの学術利用をテーマにしたメールマガジンの発行や図書館業界の変革を促す提案を行っています。

(齊藤さん)
シェアオフィスによっては、ビジネス系やクリエイター系など入居者の属性に偏りがあるところが多いですが、さくらWORKS<関内>は業種、年代ともに幅広い方々に気に入ってもらえる場となっていると思います。

ーー面白いですね。そんな入居者さんたちが交流する機会はありますか?

(杉浦さん)
さくらWORKS<関内>には、USTREAM中継も行えるセミナースペースがあり、入居者さんに講座を開いてもらうこともあります。例えばこれまでに、「若い人を街へ呼び込む仕掛け方」や「ワードプレスの使い方」のような講座がありました。最近では月1回、入居者の持ち回り企画で開く交流会も始めました。

地域・情報・人がつながる、“新しい協働・共創の場”をつくりたい。

ーーこれからのさくらWORKS<関内>、どんな場所にしたいなど、目標はありますか?

(杉浦さん)
自らリスクを負ってでも世の中に商品やサービスを提供しようと、価値あるアクションを起こしている人たちを支援したい。ここには、「地域とのつながり」と「情報発信力」があります。それをうまく使ってもらって、素敵な人同士がゆるやかにつながる、新しいかたちの「協働・共創の場」となればと思っています。

素敵な人同士がつながる場に、あなたも加わる?

杉浦さんの言葉にあった、“素敵な人同士がつながっていく場”。
これは、Webメディアであるヨコハマ経済新聞、それがリアルな場所となったさくらWORKS<関内>、
どちらにも一貫した彼らの強い想いのような気がします。

この場に拠点やセカンドオフィスを構えたい方、まずはお気軽にお問い合わせください。
横浜で一番、ネットワークがあるといっても良いこの場、きっと皆さんの活動を加速してくれる可能性大です!

(ライター:岸本千佳)

所在地 神奈川県横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2F

最寄り駅
JR・横浜市営地下鉄関内駅、みなとみらい線日本大通り駅、馬車道駅徒歩5分
利用料 ○ゴールド(小規模な企業、複数人での個人事業主向けの固定席)オフィス会員費:15,000円/月(原則2ヶ月請求、年間一括割引あり)、管理費5,000円/月、※利用時間24時間365日

○シルバー(一定の専門性を有する個人事業主など向けの専用フリーアドレスエリア)オフィス会員費:10,000円/月(原則2ヶ月請求、年間一括割引あり)、管理費3,000円/月、※利用時間:平日9時〜21時

○ブロンズ(個人的なセカンドオフィスに関心がある方、
「大人の部活動的」な団体等向け共用フリーアドレスエリア)オフィス会員費:5,000円/月(原則2ヶ月請求、年間一括割引あり)、管理費1,000円/月、※利用時間:平日9時〜21時

初期費用 ○ゴールド 設備投資費50,000円、保証金45,000円
○シルバー 設備投資費30,000円、保証金30,000円
○ブロンズ 設備投資費10,000円、保証金5,000円
※保証金は原則的に退去時に返還。

設備 郵便受け取り・お知らせ、無線LAN接続、複合機(コピー、スキャン、FAX) ※常識的な範囲内の利用は無料(管理費より充当)、冷蔵庫、給湯ポット、コーヒーメーカー、電子レンジ、図書館
備考 会議室・スタジオとして、隣室をご利用いただけます。(利用料 ○ゴールド:月30時間まで無料、○シルバー:月15時間まで無料、○ブロンズ:2,000円/時間、USTREAM配信設備完備。
両室共に、イベントで貸切になる場合があります。
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    インタビューに対応頂いた杉浦さん(左)と齊藤さん(右)

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    杉浦さんやラボの皆さんが同じオフィス内に席を構える

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    内装はアートリノベーションで活躍中の似て非WORKSが手がけた

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    横浜界隈のイベント情報やチラシが集まる

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    個性豊かな25組が現在入居中。固定席はゴールドエリア。

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    四角いデスクの席はシルバーエリア

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    各会員エリアと入居者情報

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    隣室セミナースペースでのワードプレス講座の様子

Chika Kishimoto

岸本 千佳

Chika Kishimoto / 85年京都生まれ。学生時代は建築学科に属しながらも、各地のまちづくりに携わり、カフェ×ライブハウスの運営や講演プロジェクト立ち上げなど現場から学ぶ。現在、本業はシェアハウスなど不動産企画のコーディネーター。生活の場を提供するにもかかわらず、人にフォーカスしない不動産業界への違和感、また、学生時代より思案していた”まちの時空間貸し”といった、小さな不動産循環からまちをゆたかにしたいという想いのもと、MaGaRiに参画。宅地建物取引主任者。

http://chicamo.jugem.jp/