3underbar:ショップスペース

MaGaRi 065

ショップ併設!クリエイター限定シェアアトリエ

千代田区内神田/3underbar

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募集終了

この物件の募集は終了しました!次回募集をお楽しみに!

JR神田駅から神田駅西口商店街を通り抜けた一角。やや古めのビルが並ぶ落ち着いた一角に、その場所はありました。3階のドアを入ると目の前に広がるのは、アクセサリーやバッグが並べられたショーケース。ここに入居するブランドが共同で運営するショップスベースです。

ショップで区切られたフロアの両側は、ジュエリーや雑貨の制作アトリエ。当初は3組で使っていたのですが、「広すぎてもったいない」ということで、追加メンバーを募集しています。限定1組の募集です。

現在の入居ブランドは、天然石アクセサリーの「SOWACA」、ジュエリー・アクセサリーの「siki」、ファッション雑貨の「charm」の3社。7月からは七宝焼きのアクセサリーデザイナーが加わるそうです。なので、今回は5組目のメンバー募集となります。

3面開口の明るい空間

室内は白を基調とした明るい雰囲気。大きく3面に開いた窓からのやわらかな自然光が室内を満たしています。細かな手元作業が多いアトリエには必須の条件です。

ショーケースなどの什器は木製で統一されています。「自分たちでイチからつくりました」と話すのは、SOWACAの小岩佐千子さん。穏やかな中にも、芯の強さが伝わってくる語り口です。イタリアでジュエリー制作技術を学び、帰国後、自分のブランドを立ち上げたという経歴の持ち主。2014年10月から、こちらのシェアアトリエに入居しています。

「1人でショップを構えるのはなかなかハードルが高い。共同にすることでそれぞれの負担を抑えつつ、商品のバリエーションも見せられます」と、小岩さんはシェアアトリエならではのショップの利点を説明します。もちろん今回募集の新入居者も、商品を置くことができます。ショップは木・金・土曜日のみオープンします。

神田にクリエイターのネットワークを

募集はジャンルを問いませんが、ものづくり系のクリエイターなら一度は見て損はない物件です。「学生さんでも年長の方でも構いません。気軽にお問い合わせください」と小岩さん。

またこのビルのほかのフロアにも、アートやファッション関連の企業が入居しています。実はこちらのビル、オーナーとテナントの間にディレクターが入り、アーティストや建築家、デザイナーといったクリエイターを優先的に受け入れています。

「高い家賃が壁となって活動できないという問題を突破する。そしてクリエイター同士のネットワークがつながることで、神田の街を創造的に進化させていきたい」という、ディレクターの思いが込められているのです。

今回の追加募集については、現在入居中のメンバーによる自主的な募集で、ディレクターとは直接の関係はないそうです。とはいえ、そうした意図が背景にあることも、個人で活動することが多いクリエイターには心強いかと思います。

所在地 東京都千代田区内神田1-16-6 岡部第二ビル 3F
アクセス:
JR・東京メトロ銀座線「神田駅」西口より徒歩6分
東京メトロ丸の内線「淡路町駅」より徒歩6分
都営新宿線「小川町駅」より徒歩5分
利用可能日 24時間365日(居住は不可)
初期費用 80,000円(入会金40,000円+初月分利用料金40,000円)
利用料金 月額40,000円(税込み、共益費込み)
※電気・水道・電話・インターネット料金は別途
使用可能面積 7〜8m2(多少の調整可能)+ショップスペース
設備 エアコン、シンク、トイレ、冷蔵庫、電子レンジ、無線LAN
※机・椅子などは各自お持ち込みください。
備考 ショップオープンは毎週木・金・土曜日の12:00〜19:30
入居期間(最長):
4〜5年(区画整理のため取り壊し予定)
※制作ジャンル不問。大音量や粉塵が出る作業が中心の方、有機溶剤を使用する方はご入居いただけません。
  • 3underbar:ショップスペース

    手づくりのショーケースが囲むショップスペース

  • 3underbar:アトリエスペース

    建物東側の空間。現在は1社で使っていますが、ここを2つに分けて使います

  • 3underbar:外観

    ビル外観。ガラスの立面が印象的な建物の3階です

  • 3underbar:アトリエスペース

    西側の通りに面したスペース

  • 3underbar:ショップスペース

    細かく砕いた天然石をモザイクの技法で組み合わせるアクセサリー。ブランド名は「SOWACA」

  • 3underbar:SOWACA

    「SOWACA」の制作の様子。細かな作業を支える道具がいっぱいです

  • 3underbar:ショップスペース

    ジュエリー、アクセサリーのブランド「siki」

  • アクセサリー、ジュエリー製作の「siki」。細かい作業だけに、窓からの自然光が欠かせないそうです

    「siki」の制作風景。細かい作業だけに、窓からの自然光が欠かせないそうです

  • 3underbar:ショップスペース

    雑貨ブランド「charm」では、布製バッグなどのファッション雑貨を展開

  • 3underbar:charm

    「charm」の制作ブース。1枚の布から多彩な雑貨を生み出します

  • 3underbar:外観

    エントランス側の通りから。神田駅や小川町駅など複数の路線が使える、交通至便な立地です

樋口 トモユキ

樋口 トモユキ

まちづくり会社ドラマチック・ディレクター。建築専門誌の記者から転身、ドラマチックに合流する。生まれ育った愛知県名古屋市から大学進学を機に上京し、現在は中野区東中野に住まう。大都会東京を横断して、東側と西側を行き来する日々。人々が集まり営む都市というものに対する飽くなき好奇心を胸に、新たな発見を求めて夜な夜な街に繰り出す。キューバ渡航歴6回、東京都公認ストリートライブのライセンスを持つラテンパーカッショニストという一面も。座右の銘は「君子豹変す」。