MaGaRi 075
撮影に! イベントに! 雷門近くに残る昭和ヒトケタ・ヴィンテージビル
台東区雷門/浅草ライオンビルディングスタジオ
MaGaRi 075
台東区雷門/浅草ライオンビルディングスタジオ
浅草の雷門にまっすぐ向かう並木通り沿い、老舗そば店「並木藪蕎麦」の隣に、石造りの1階が印象的なビルがたたずんでいます。今となっては小ぶりな3階建てですが、建設当時の昭和9年(1934年)には、最先端のモダンな建物だったことがうかがえるその風貌。リノベーションを経て、現在では「LION BUILDING STUDIO(ライオンビルディングスタジオ、通称ライオンビルスタジオ)」として、全館を撮影やイベントに貸し出しています。
表通りに面した広い開口から中をのぞくと、アンティークの食器や雑貨が一面にディスプレイされています。普段はフランスで買い付けた、食器や家具などの雑貨店を営業しているこのスペース。撮影の予約があるときには、路面店の雰囲気を残した空間に早変わりします。
2階に上がると、木の床に白い壁の落ち着いた雰囲気。配置されたアンティーク家具が、レトロモダンにアクセントを添えます。こちらも1階同様、並木通り側の窓から自然光が降り注ぎます。ファッション系の雑誌の撮影などにオススメです。
3階は一転、古びた味わいをあえて残した空間になっています。リノリウムの床や壁の風合いなど、ほとんど手を入れずにそのままの状態を引き継ぎ、時を経た建物ならではの空気を醸し出しています。このように階ごとに内装のコンセプトを変えて、幅広い撮影シーンに対応できるのがライオンビルスタジオの強みです。
ライオンビルスタジオは撮影スタジオとしての利用が基本ですが、「イベントに使いたい!」という要望も受け入れています。
「1階で作品の展示や販売をして、2階はカフェ。3階はライブ会場にするなど、建物全体をうまく使っていただいてます」。運営を担当するanother day(アナザーデイ)の飯島さんは、そう説明します。
これまでに、写真家の作品展や雑貨ショップの合同マーケット、和服をテーマにした企画、企業の展示会などなど、様々なイベントが開催されてきました。借り主の希望をできるだけ実現するできるように、飯島さんはじめスタッフのみなさんは打ち合わせを惜しみません。フロア単位の貸し出しなども柔軟に考えていきたいということなので、まずはご相談ください。
雰囲気を生かしたモデルや商品撮影、映画のロケ、あるいは個性豊かなイベントまで、可能性はアイデア次第、無限大。通常1日5時間からのところ、MaGaRi経由なら4時間からお申し込みいただけます。
「古いもの、ここにしかない良さを理解して、面白く使っていただける方をお待ちしています」と飯島さん。
お問い合わせお待ちしています!
所在地 | 東京都台東区雷門2-11-10 アクセス ・東京メトロ銀座線「浅草駅」2番出口より徒歩3分 ・都営地下鉄浅草線「浅草駅」A4番出口より徒歩2分 |
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利用料(スチール撮影の場合) | 平日:1時間あたり 2万5000円(税別) 土日祝日:1時間あたり 3万円(税別) ※通常は最低使用時間 5時間からのところを、MaGaRi特典で4時間からOK! ※ムービー撮影、イベント利用、フロア単位の貸し出しなどについては別途ご相談ください |
設備・備品 | 各階にエアコン、電源コンセント 各種家具(イス、テーブルほか) キッチン(オーブンレンジ、トースター、食器ほか) |
その他 | キャンセル料 6日前:20%、5日前:40%、4日前:60%、3日前:80%、2日前〜当日:100% ・初回利用者は当日現金で支払い、2回目以降は1週間以内に銀行振込 ・利用時間は入室から退室までの間。基本利用時間は9時〜18時とし、それ以外の時間は20%割増料金を適用 ・ロケバス1台まで駐車場利用可(高さ3m、幅2.1m) |
樋口 トモユキ
まちづくり会社ドラマチック・ディレクター。建築専門誌の記者から転身、ドラマチックに合流する。生まれ育った愛知県名古屋市から大学進学を機に上京し、現在は中野区東中野に住まう。大都会東京を横断して、東側と西側を行き来する日々。人々が集まり営む都市というものに対する飽くなき好奇心を胸に、新たな発見を求めて夜な夜な街に繰り出す。キューバ渡航歴6回、東京都公認ストリートライブのライセンスを持つラテンパーカッショニストという一面も。座右の銘は「君子豹変す」。