月1.5万円で日本橋に拠点を持とう！　異業種フリーランスが集うリノベビル最上層の風通しの良い空間

日本橋大伝馬町は江戸時代から木綿や金物、薬種などの問屋・大店が軒を連ね、繁栄した商業地。今では5つの駅が徒歩圏内という便利なオフィス街となりました。このエリアの一角に、クリエイター仲間が手作業で改装したというリノベーションビル「Creative Hub 131（クリエイティブ・ハブ　イチサンイチ）」があります。

その最上層に入居しているフリーランスのグループ「スプリンクル」が、新たな仲間を募集しています。「スプリンクル」の共有部分はベランダ側の約22m2で、2面に窓がある明るい場所。在籍メンバーはデザイナーやマンガ家、ライター・編集者、アートNPOの運営者と幅広い職種で、30代が中心です。

居心地の好い空間をシェアするフリーランス仲間を募集

シェアスペースは、木製の白い長テーブルを組み合わせた共有デスクのうち約180cm×62cmで、デスクの脇には高さ100cm程度までの棚も置けます。休憩用のソファもあり、ベランダや屋上にも出入り自由。室内はエアコン付きですが建物自体が古いので、真冬や真夏は少々厳しい場合もあるとのこと。しかし今回応募の席はエアコンの正面なので、比較的過ごしやすそうです（感覚には個人差がありますので、ご了承ください）。

スプリンクル代表でグラフィックデザインを手掛ける神明篤志さんは、「ここへ通うようになって、今まで知らなかったジャンルの知識や考え方を学べました」と言います。また、「自宅で仕事をすると集中力が続かないし、情報も限られてしまいますが、ここなら違う分野の人たちと知り合えます。テイストや条件が合えば、協働の機会が生まれることもありますね」とも。

静かなオフィス街だけに各自の作業にも集中しやすいそうですが、メンバー以外の人の出入りも多いことと、共用デスクなので、ミシンなど振動や音の出る作業はNGということも条件に含まれます。

みんなでつくる食事イベント

「Creative Hub 131」は1階がギャラリー、2・4・5・6階は「ものづくり」に携わる会社や個人事務所、フリーランサーがシェアする空間となっています。ファッションやプロダクト、Web等のデザイン、アート系、編集・ライティング、経営コンサルティングなどのクリエイター同士が自由に行き来することでビル全体が活性化し、新たなプロジェクトを育む相互作用も期待されています。

3階には共同のキッチン＆コミュニティスペース「社員食堂Lab.」があり、スプリンクルのメンバーはここで簡単な打ち合わせや雑談をしたり、休憩のお茶やランチ、スカイプで英会話を学んだりするほか、月2回ペースで“ゆるいごはん会”「6階食堂　パルプンテ」も開催しています。みんなで集まって料理をつくるこのイベント。テーマは「カンボジアナイト」「冷菜豚しゃぶでごきげんようの会」「プレゼンナイト」「仮面パーティ」「クリエイティブ道場」等々、おいしい料理とユニークな企画が盛りだくさん！　初めてでも気軽に参加できるので、イベントがきっかけでシェアメンバーとなった人もいるそうです。

社員食堂Lab.の利用は有料ですが、131の入居者はメンバー価格で利用できます。平日1時間700円など、外部利用のおよそ半額から4分の1とかなりお得！　イベントを開きたい人にもオススメです。

各階を行き来しながら、新たな発想が生まれる

神明さんは、「リノベーションに興味があり、食や人々との交流が楽しめる人や、仕事の可能性や創造力を高めたいという意欲のある人に向いていると思います」と話します。

建物にはエレベーターがなく、1階の奥にある内階段を上っていきます。フロアごとの踊り場や壁、ドア、室内のデザインは手作りの温かさや変化に富み、あちこち眺めるうちに気がつけば最上階。お手洗いも2階と3階だけですが、机の前でジッとしているより独創的な各階を歩き回るほうが発想も広がりそう！　そんなふうに捉える人に活用してほしい環境です。

自由度が高い反面、自分たちでしなければならないことも多く、「自分のデスク周りの掃除など自主的に維持・管理ができる人でないと厳しいかもしれません」と神明さん。

募集は1名限定です。ご応募・お問い合わせは、ぜひお早めに！