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Talent 011

歌う人たちの家

雪舟えま

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募集終了

この物件の募集は終了しました!次回募集をお楽しみに!

歌人的共同生活を、中央線で。

この部屋に優しく用意された窓 星がきれいと呼ばれてゆけば

すきなこと、できることを「なりわい」と呼べるレベルに磨いていき、自分の手で仕事をつくりたい。
そのための部屋が、みんなで暮らす家のまんなかにあったらいいね。
そんなことを、歌人同士で話していました。

歌人とは、五・七・五・七・七の三十一音の詩、短歌の作者のことです。
もしかしたら、あまり世間で見かけない、希少人種かもしれません。
現代の短歌って、私の作品ですが、例えばこんな感じです。

菜の花パスタは天上の地続きパスタ一緒の家に生きてうれしい
雪の日も小窓を開けてこのひとと光りをゆでる暮らしをします

多様な生き方があることを次世代に伝えるためのスペース

歌人たちが暮らすのだから、まずはこの家で、たくさんの歌が生まれるはずです。
本も書くだろう。歌会もやってみたい、朗読会、読書会、言葉と音楽の会もやりたい。
おすすめの歌集、歌書をセレクトして本棚をつくり、来た人に自由に読んでもらいたい。
ゲスト用の部屋が持てたら、遠くに住む人を招いてお話を聞く会もしたい。

「歌う人たちの家」メンバーは、短歌以外にもできることがあります。
たとえば代表の私は、占い好きが高じて、鑑定や勉強会の主宰をするようになりました。
お菓子を焼くのも、コーヒーをおいしくいれる研究も大すきです。
私の主人は(歌人ではありませんが)、リフレクソロジーやマッサージの仕事をし、
心身の健康をめざして施術や教室をします。
もう一人の歌人メンバーは、イベント企画の仕事経験から、創作や生き方について考え、
学び合うワークショップを開催します。

さまざまなイベントを通じて出会った、作家、研究者、表現者など、世の中にはいろいろな大人がいて、
多様な生き方があることを次世代に伝えるためのスペースづくりを夢見ています。

あかつきの君は洗濯機に告げる「おまえは六回ピーという!」と
おにぎりをソフトクリームで飲みこんで可能性とはあなたのことだ

ここに来れば、美しい日本の言葉にいつでも触れられて、ちょっと変わった大人たちがいる。
地域の居場所になりたい、そんな「歌う人たちの家」です。

代表 雪舟えま
募集内容 (1)キッチン、バス、トイレ+3部屋以上(できれば4部屋)の物件
(2)うち1部屋、10名ほどが座れる広さがあること。あとの部屋は小さめでもかまいません
(3)中央線沿線、高円寺~三鷹間(杉並区・武蔵野市・三鷹市)が希望
(4)予算は、月額10万円くらい
(5)物件の築年数は問いません
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    「たんぽるぽる」書影 2011年5月刊行、雪舟えま第一歌集。 角川短歌年鑑「今年の10冊」にもランクイン。 ブックデザインは名久井直子氏。

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    もう一人の歌人、太田ユリ。 短詩系女子マガジンguca代表にしてモデル。 創作の源泉にふれる、良質なイベントを企画しています。

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    メンバーの一人は、セラピスト。 リフレクソロジーやマッサージ、体操などを通じて 健康であること、の気持ちよさに目覚めよう!

  • yukifune_4

    静かな音、静かな声を大切にする ライブをつづけています。

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    どんどんよくなるカフェを合言葉に アイデアと実践を楽しんでいます。