MaGaRi 083
クリエイターが集う都心のヴィンテージビル
中央区日本橋大伝馬町/Creative Hub 131(5F・6F)
tag:募集終了

MaGaRi 083
中央区日本橋大伝馬町/Creative Hub 131(5F・6F)
tag:募集終了
この物件の募集は終了しました!次回募集をお楽しみに!
大型開発の隙間で空洞化が進んでいた日本橋、馬喰町周辺。2003年から7年間続いたアート・デザイン・建築の複合フェスティバル「CENTRAL EAST TOKYO(セントラルイースト東京、CET)」で、古い雑居ビルに活力が吹き込まれ、アートギャラリーや若き実業家のスタジオが増えてきました。新旧の文化が融合するクリエイティブな魅力に満ちています。
そんなCETの中心地で、2011年にスタートしたシェアスタジオが『Creative Hub 131』です。さまざまな分野で活躍するアーティストやデザイナー、編集者、建築家、コンサルタントが集まるスタジオで、いま新しい入居者を募集しています。
今回は2部屋の募集です。5階の一角は、表通りに面した開口部から自然光が注ぎます。面積は13.81平米、幅2.1mの細長い長方形のスペースです。6階は建物の奥側ですが、面積19.39平米と少し広くなっています(7/29追記:5階は募集終了しました)。
エレベーターがないため階段での昇り降りになりますが、適度な運動と、各フロアに拠点を構えるクリエイター同士の交流が自然と生まれる利点もあります。
建物の1階はギャラリー、2階〜6階はシェアスペース。3階には、まちに開かれた共同食堂『社員食堂Lab.』(関連記事)があって、毎週のようにイベントやワークショップが開催されています。そこに集まる人は、学生、OL、会社員、クリエイター、地元の旦那衆、美術関係者……と、世代も職種も人種もさまざま。上階に拠点を構えるクリエイターとの交流もあり、新しいアイディアやプロジェクトを生み出す、ゆるやかで豊かなコミュニティが生まれています。
このビルを手掛けたのはアーティストの新野圭二郎さん。「クリエイターには、多様性と自由度の高い場所が必要」と、ジャンルの異なるクリエイター仲間と一緒に、半年かけて一棟丸ごと手作り改装しました。
各フロアには、まったく違う職種のクリエイターや起業家が入居。戦略コンサルティングサービスの「シュハリ」、日本各地の芸術活動を記録する「Art Autonomy Network」などアート・クリエイティブ関連の幅広いプロフェッションが集結しています。同じく新野さんがプロデュースを手掛ける隣りのビル「PUBLICUS」にも、さまざまな専門分野を持つ入居者が集います。
こうした実験的な試みが成功したのも、日本橋という立地が大きかったのだと、新野さん。「日本橋は日本の商業と文化の中心地だった歴史があるので、もともとトレランス(寛容性)の高い土地柄。だからこれだけ多様な人間が集まって新しいことをはじめても、受け入れられたのだと思います」と説明します。
鉄道4線5駅から徒歩圏内と、立地は文句なし。6階の窓側でも、シェアデスクを募集しています。「自分の領域を広げたいと思っている方、パブリックマインドがあって、多様性に寄与できる、おもしろい活動をしたい方を是非お待ちしています」(新野さん)
所在地 | 東京都中央区日本橋大伝馬町13-1 Creative Hub131 6階 最寄り駅 ・東京メトロ日比谷線「小伝馬町」駅 1番出口から徒歩3分 ・都営新宿線「馬喰横山」駅 A2出口から徒歩4分 ・都営浅草線「東日本橋」駅 A2出口から徒歩5分 ・JR総武線(快速)「馬喰町」駅 1番出口から徒歩7分 ・都営浅草線「人形町」駅 A4出口から徒歩7分 |
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賃料 | 6階(19.39平米/5.88坪):月額70,200円(税込) |
共益費 | 水道料金:月額315円(週20時間以上滞在の場合)、月額157円(週の滞在が20時間未満の場合) ガス料金:月額315円(週20時間以上滞在の場合)、月額157円(週の滞在が20時間未満の場合) 電気料金:個別メーターによる(5階)、フロアで折半(6階) インターネット利用料:月額1800円程度 |
礼金 | なし |
敷金 | 保証金2カ月(償却1カ月) |
設備 | エアコン有、2・3階に共同トイレ、3階に共用キッチン |
建物概要 |
階数:地下1階・地上6階建て 構造:鉄筋コンクリート造 築年月:1962年3月 |
その他 | 仲介手数料:1カ月(税込) |
樋口 トモユキ
まちづくり会社ドラマチック・ディレクター。建築専門誌の記者から転身、ドラマチックに合流する。生まれ育った愛知県名古屋市から大学進学を機に上京し、現在は中野区東中野に住まう。大都会東京を横断して、東側と西側を行き来する日々。人々が集まり営む都市というものに対する飽くなき好奇心を胸に、新たな発見を求めて夜な夜な街に繰り出す。キューバ渡航歴6回、東京都公認ストリートライブのライセンスを持つラテンパーカッショニストという一面も。座右の銘は「君子豹変す」。