PUBLICUS外観 ヨコ位置

MaGaRi 076

アート実験場の遺伝子受け継ぐ再生ビル

中央区日本橋大伝馬町/PUBLICUS×Nihonbashi

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募集終了

この物件の募集は終了しました!次回募集をお楽しみに!

日本橋、馬喰町エリアは、2003年から7年間続いた「CENTRAL EAST TOKYO(セントラルイースト東京、CET)」の中心地。アートとデザイン、建築が複合したプロジェクトとして空きビルの活用などが進み、多くのクリエイターが拠点を構えました。

その当時からこのエリアに拠点を置いて活動を続けているのは、アーティストの新野圭二郎さん。2011年にはシェアスタジオ「Creative Hub 131」を立ち上げ、続く2013年にはその隣に「PUBLICUS×Nihonbashi」を創設しました。どちらも古い空きビルをリノベーションしたもので、2つの施設は、長屋のように壁と柱を共有して隣り合っています。

今回募集するのは、その「PUBLICUS」の3階ワンフロアです。ラテン語でPUBLICの語源であり、「PUBLIC US」=「パブリック、私たち」という意味も含むところから命名。新野さんは、「パブリックなマインドを持った多様なジャンルの人々の、リアルな対話と創発の場にしたい」と、その狙いを話します。

好立地でほどよい規模感のスペース

PUBLICUS 3F

通りに面した窓から自然光が降り注ぐ3階


地下鉄やJRなど4路線の駅から徒歩5分圏内という好立地で、3階フロアは面積85.82平米。通りに面した大きな窓からの自然光が、室内の白い壁を照らす明るい空間です。

2015年1月には、PUBLICUSの地下にアートセンター「NICA(Nihonbashi Institute of Contemporary Arts)」を開きました。その館長も新野さんが務めます。開かれたアート&クリエイティブセンターとして、ワールドクラスの展示や、若いアーティストを支援する場所として機能しています。

ほかのフロアも色どり豊かです。

1階には肉料理が売りの飲食店「日本橋バール ラヂマル TOKYO」、2階には納棺士やエンバーマーを育成する「おくりびとアカデミー」、4階と5階にはヨガ関連のスタジオや編集部、そして6階には会員制のラウンジ「#PENTHOUSE」が入居しています。

隣接する「Creative Hub 131」との連携も含め、様々な活動が期待できます。

江戸の町人が暮らした文化と、昭和の問屋街の歴史。そしてCETのアートの文脈と、幾層にも積み重なった土地の記憶を現代に受け継ぐこの場所で、新しい活動を展開してみませんか?

所在地 東京都中央区日本橋大伝馬町13-1
最寄り駅
・東京メトロ日比谷線「小伝馬町駅」1番出口から徒歩3分
・都営新宿線「馬喰横山駅」A1出口から徒歩4分
・JR総武快速線「馬喰町駅」から徒歩4分
・都営浅草線「東日本橋駅」から徒歩5分
利用料 3階(85.82平米、25.96坪):月額32万4000円(税込、管理費込)
敷金:賃料の3カ月分 礼金:なし 保証金:なし
償却:月額賃料の1カ月分
建物概要 構造:鉄筋コンクリート造
階数:地下1階・地上6階の3階部分
築年:1964年(昭和39年) 
設備 エレベーター、空調
※インターネットはビル内引き込み回線を各自契約
  • PUBLICUS: NICA

    PUBLICUSの地下にあるアートセンター「NICA」

  • PUBLICUS 3F平面図

    3階の平面図。専有面積は85.82平米(25.96坪)

  • PUBLICUS外観

    6階建ての呉服問屋だったビルをリノベーションした「PUBLICUS」

  • PUBLICUS入り口

    PUBLICUSの入り口。大きな丸が目印

  • CH131_niino2

    PUBLICUSのプロデューサーでNICAの館長も務める新野圭二郎さん

樋口 トモユキ

樋口 トモユキ

まちづくり会社ドラマチック・ディレクター。建築専門誌の記者から転身、ドラマチックに合流する。生まれ育った愛知県名古屋市から大学進学を機に上京し、現在は中野区東中野に住まう。大都会東京を横断して、東側と西側を行き来する日々。人々が集まり営む都市というものに対する飽くなき好奇心を胸に、新たな発見を求めて夜な夜な街に繰り出す。キューバ渡航歴6回、東京都公認ストリートライブのライセンスを持つラテンパーカッショニストという一面も。座右の銘は「君子豹変す」。